はじめに
対国外リモートワークが2年ほどの経験がある私が、対国内リモートワークを1年続けて感じるpros, consです。
pros:より自由に人間らしく
実際にリモートワークをやってみてその利点は以下のようなことです。
- 家から会社への移動がなくなり、自分の時間を大事にできる
- 分業が必須なため、よりタスクが明確化する
- オフィスで頻発していた割り込みが減少し、作業に集中できる
私のチームはフルリモートで活動していて、さらに個人の裁量で自由に時間を使うことが可能になっています。そのため、幼い子供がいたり、介護をしている家庭である場合など一見リモートしづらいような環境に身を置くメンバーがもっと自由に活動できるようになりました。これがずっと監視されるようなマネージメントをするようになると、リモートワークの良さが潰れて、高いストレスに変わるのだと思います。
cons:明確になりすぎるタスク
良い面があれば悪い面もあります。 リモート化に伴い精神的にダメージを負う人が現れることも事実としてありました。
個人の作業をより明確にしないと作業できない都合上、だれがどのタスクを進行しているか具体的にわかるようになりました。これは作業状況がわかりやすなる反面、だれの仕事が遅れているかとかだれが仕事をしてないか、というところまで具体的にします。
割り込みが減少していることもあり、SOSもかなり追い詰められてからになってしまいます。この責任が個人ではなくチームに向けられるようにできなかったのが良くなかった点です。
cons:目立つ人、目立たない人
目立つひと、目立たない人が存在することも顕著に見られました。全体チャットで話す人ほど目立ちます。その話題の外にいる人はどうしても目立たない人のように映ります。人によってはそれが原因で萎縮がすすむ部分があるように思います。チャットはトピックごとに細かく分けるようにすることで対策できます。
まとめ
リモートワークはより人間らしい生活を与えてくれる反面デメリットも存在します。リモートでのチームワークは以前のものとは形状が違うことを認識し、いかに一体感を持ってワークするか改善を続けていく必要がありそうです。